パワーコンディショナー価格の違いについて
パワーコンディショナーの価格には、主に、最大出力、変換効率、マルチストリングス型か集中型、屋内設置か屋外設置の4つの要素が関係します。中でも、機器自体の能力となる最大出力と変換効率に関しては開きが出やすく、近い能力を持つものであってもメーカーによって価格が異なってきます。太陽光発電システムでは、設置をする太陽光パネルの最大出力に合わせて、パワーコンディショナーの選択をします。パワーコンディショナーは太陽光パネルの電気を家庭で使える電気に変換する機能を持ち、基本的には、バランスよく、パネルと同じくらいの最大出力値を持つ機器が選ばれます。
最大出力値で見た場合、希望小売価格の相場としては3.0kW製品では25~30万円、4.0kW製品が25~35万円、5.5kW製品では35~50万円が範囲となっています。変換効率は、数字が大きければ大きいほど直流から交流へ変換をするロスが少ないことを意味しており、その分、製品価格にも反映されることになります。変換効率はメーカー・製品によって様々であり、一般的なものとしては94.0%~95.0%の製品が該当します。具体的な例を上げれば、最大出力値4.0kW製品で見た場合、安いものでは変換効率94.0%で244、230円、95.0%では268、380円などがあり、95.0%製品では30万円台が多く販売されています。
パワーコンディショナーは最大出力値が4.0kW、5.5kWでは変換効率が高いものがあります。効率が良い分価格は高く、例えば、4.0kWでは96.0%で330、750円、97.5%では367、500円、5.5kWでは96.5%の製品が525、000円になっています。
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