シーズン外の富士登山における3つの重要なルールとは

富士登山をする人の多くは7月はじめから9月上旬までの開山期間に訪れます。

しかし、元日の御来光を見るために多くの人が山頂まで登っていることからもわかるように、富士登山は1年中行うことができます。もし、開山期間外に富士登山にチャレンジするのであれば、3つの大事なルールを頭に入れておく必要があります。まず、開山期間外は十分な準備をしないまま登山することは禁止されています。たとえどんな山であっても、山登りをするときは用具や装備を十分に揃えて、緻密な計画を立てた上で臨むのが大原則ですが、夏以外の時期の富士山は気象条件が大変に厳しく、登山道はすべて通行止めになっており、道中にある施設やトイレ、診療所はすべて閉鎖されていて利用できません。

シーズン外に富士登山にチャレンジするのであれば、道中の安全確保は極めて慎重に行う必要があります。また、トイレが閉鎖されているため、登山時には携帯トイレの持参は必須となります。富士山は関連する文化財とともにUNESCOの世界文化遺産に登録されており、関係自治体は日々景観の維持に努めています。山や周辺の環境を保つためには、自治体関係者だけでなく登山者の協力も不可欠です。

もし、道中で用を足したら排泄物は必ず持ち帰りましょう。そして、富士登山開始前には登山計画書を提出して届け出ることも重要です。計画書を出したからといって山登りが許可されるわけではありませんが、提出しておくと道中で遭難などの事故に遭遇した場合に警察などの捜索がはやくすすみ、早く救出してもらえる可能性があります。届出は富士山周辺を管轄する警察署や警察本部の地域課で受け付けているほか、各ルートの五合目付近にある登山届ポストに投函して提出することもできるので、登山開始前には必ず計画書を作成しておきましょう。

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